パソコンや高い機材不要!スマホやタブレット+αだけでDJを始める方法【初心者向け】
趣味で音楽を始めてみたいって人、結構いますよね。
しかし、歌うのは苦手だし、楽器は練習が必要だし…
となかなか始められない人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがDJ。
自分の好きな音楽をかけて、他の人と一緒に楽しむことができます。
ミックスやスクラッチなどを極めていけば奥はかなり深いですが、再生ボタンを押すだけでそれは立派なDJです。
「でも、DJやるのも機材とか高そう…」と思うかもしれません。
もちろんちゃんとした機材を買うのとお金はそこそこ必要です。
しかし近年はアプリ開発が進んでおり、スマホやタブレットがあれば高い機材を買わなくともDJを始めることができます。
この記事ではそんなDJをこれから始めたい人向けに、スマホやタブレットを使ったDJの始め方を紹介します!
ちょっと外出先で突然DJすることになったという場合にも使えるので、現役DJさんにもおすすめです!(^^)
そもそも論。DJの役割は「曲を繋ぐこと」
ここで前提条件を抑えておきましょう。
DJとしての役割で一番大事なのは、「曲を途切れさせず繋ぐこと」です。
その繋ぎかたがスムーズであればあるほど、聞いてる側も「おおっ!!」っとなります。
『曲を繋いで1つの大きな曲を作る』ってイメージです。
音楽プレイヤーでDJをやると、フェーダーがついていないので曲の繋ぎがぶつ切れになってしまいます。
そのためDJをするときにはDJ用のアプリやソフトが必要なのです!
おすすめDJアプリ『djay 2』
では、DJができるアプリはどんなものがあるのか。
・「djay 2」
・「edjing mix」
といったものがあります。
この記事では「djay 2」の方が価格も安く、その割に多機能なので「djay 2」を使って解説していきます。
しかし、「えっ、有料なの?」と思った人もいるでしょう。
「djay LE」という無料版もあるのですが、無料版はDJをする上で重要な「スプリット機能」(後述します)が使えないのです( ´ _ ` )
ご安心を。「djay 2」はたったの240円でそこそこ本格的なDJを楽しむことができます!
これは機材を買うよりはるかに安いです…!
(DJコントローラーを買うとだいたい4万円ほどはします)
それに比べたらかなり安いはず。
「DJをこれから始めてみたい!」
「とりあえずちょっと触ってみたい」
という人はめちゃくちゃおすすめなので、ダウンロードしてみてください。
スプリット機能の解説
ここで先ほど書いた「スプリット機能」について解説しておきます。
「DJってヘッドホンを耳に当てて何か聴いてるけど、あれは何をしてるの?」
という質問をたまにもらいますが、
あれは「次にかける曲を確認している」のです。
曲を繋ぐ上で、次の曲の出だしや、どのタイミングでまた次の曲に繋ぐかをあらかじめ聴いて確認しているのです。
無料版の「djay LE」では、この次の曲を聴くことができません。なので次の曲を「何分何秒で切り替える」とかを覚えなくてはならないのです…!
しかし「スプリット機能」があれば、再生している曲とは別で、次の曲を自分だけヘッドホンで確認することができます。
その他に必要なもの
ここで一つ注意点が。
基本的にスマホやタブレットのイヤホンジャックは一つしかありません。
次の曲を聴くためにジャックにイヤホンを刺すと…
そう、外に音が出ません。
そのためにはこちらのパーツが必要です。
下のような単純にイヤホンジャックを増やすものだと、両方から同じ音が出力されてしまうので注意しましょう。
このアダプタの片方にイヤホンまたはヘッドホンを、
もう片方をスピーカーやミキサーに刺せばOK!
出力先がスピーカーであればこのようなAUXケーブルが、
またミキサーであれば
このようなケーブルが必要になります。
出力先の端子によって変わってくるので注意しましょう。
また、毎回買うのが面倒くさい!という人には、変換プラグを購入して使用するのもアリです。
このように、アプリとケーブルがあれば、スマホ・タブレットのみでDJをすることができます!
アプリの代金とアダプタの代金を合わせても2,000円ほど。
こんなに安くDJを楽しめるなんて、改めてすごい時代ですね!
また別の記事でスマホのみで「djay 2」を使ってDJするやり方の記事を書きます!
お楽しみに!